レモンと味噌、そしてモチ

柑橘類の豊富な上毛町。

これは頂きもののレモン。

輸入レモンとちがってTBZなどというわからない名まえの猛毒な防カビ剤など

かかっていないピカピカに健康なレモンです。

 

ウチのレモンの木は移住してきてから植えたものなので、まだ実はなりません。

きっと忘れた頃になるのかなー。

桃栗3年、レモンは何年?

 

家で野菜や果物が収穫できるなんて夢のような生活!と思って暮らしています。

まわりから頂くことも多くて、ほんとうに幸せ〜。

 

昔、友だちとパリ校外(ベルサイユあたりだったっけ?)に遊びに行って会った人に、

「卵はね、近所の友だちのところで鶏が産むから、それをもらいに行くんだ」という話を聞いて、

猛烈に羨ましいと思った東京暮らし+仕事ばっかりだった20世紀の私が見たら

2013年の暮らしはそれさえ実現しているじゃないか!とびっくりすることでしょう。

(ベルサイユじゃなく、上毛町だけどね!笑)

 

さらに、育てたお米を近所の麹屋さんで麹にしてもらって、田植えを手伝ってくれた人に分けたら、

それで味噌づくりをそれぞれが始めたりして、それがまた美味しくて「手前味噌」の言葉どおりになった、笑。

 

ウチも今朝、瓶を開封〜♪

なんともふくよかな甘くも塩分しっかりの味噌に仕上がっていました。

放射能の被害を食い止める食品としてナンバーワンにもあげられる味噌、大事です、

 

なずなの塩(大分産の日本一ミネラル検出量の多い自然海塩です)と大豆で仕込んでいるので

ミネラル類も80種類近く(!)、しかも無化肥無農薬非遺伝子組み換え、国産大豆のタンパク質がたっぷり。

それが発酵しているから、もう善玉菌は天文学的数?!

 

しかしなぜ本来普通であるはずそういう大豆を「無化肥無農薬非遺伝子組み換え」などと長い形容詞をつけなければ

表現できなくなっているのかを考えると世の中の食料事情はホント末期状態ですね。

 

あと、もうひとついっていいかな。

最近、見た本にいろんな方面でそれなりの活躍をしている人の朝食が紹介されていたんだけど

ヨーグルト+フルーツ、ナッツの組み合わせが相変わらず多い。

ヨーグルトを今でも健康食品と思っている人が多いんでしょうね。

 

原料の生乳を提供してくれている乳牛がどこでどういうものを食べてどういう育てられ方をしたのか。

(Where,What,Howみたいな、笑)

そして、牛の乳が自分の体に合っているのかも考えた方がいいですね。

動物性食品の生体濃縮の濃度も知って、それでも食べると判断したらそれはそれでいいけど。

 

90%以上の日本人は乳糖不耐症ともいわれてますが、これ、あたりまえですから。

治療法なんていうけど、そんな必要ないですから。

歴史的に他の哺乳類の乳を飲む必要などなく暮らしてきた民族に、なぜ戦後になって牛乳が推奨されたのか?

 

ちなみにアメリカのスリーマイルで起こったレベル3の原発事故の後、全米で子供の骨肉腫が増えたのは

汚染された飼料を食べっていた乳牛の牛乳を原料としていたお菓子に含まれていたから、と言われています。

今の日本で、それが起こらない保証はどっこにもないのです。

ほんとう、みんな注意した方がいいよー。

 

そして、言いたかったのはヨーグルトじゃなくて本物の味噌を食べる方がいろんな意味でずっといいってこと。

ま、雑誌なんかの写真付きの記事なんかだと、毎朝ヨーグルトにフルーツをのせて、の方が絵になるんだろうけど。

ヨーグルトは年に数回のお楽しみくらいの要領で。

 

 

豆岳珈琲をしている若奈ちゃんから届いた写真。

山の上は雪が積もって、モチ(犬の名まえ)大はしゃぎの図。

か・わ・い・い〜〜〜。