もうすぐ消費税が8%に上がります。
その上がった税金分が何に使われるのか、本当のところがさっぱりわからないというのが一番、
腑に落ちないところ。あと一律8%じゃなくて、基本的な食材や出産に関わる出費などには
かけずに贅沢品みたいなものは割合を高くするとかしてもいいと思うし。
今の政府には疑問がいっぱいでなんとも不可解な気分の残る増税です。
何に使うつもりなんだよ〜!
それでも考えようによっては、お金の使い方を考える機会ですね。
今までと同じように買い物をしていたら確実に3%分の出費が増えるわけです。
大きい買い物から順番に見直すのもいいかも知れないですね。
家・保険・車・学費・食費など。
たとえば家。
大きな住宅メーカーに建ててもらうとかなりの割合が東京や大阪にある本社の利益になります。
つまりその地域にお金は落ちないし、建材や実際の人件費以外にも払っていることになります。
例えばそうやって建てた家が100年200年以上もつ家なのか、
それとも最近の家の平均寿命25年を切っているような家なのか。
25年後の産業廃棄物にしかならない家に収入の多くを費やしていないか?
ローンの利率よりもそっちの方が重要かも、です。
あと医療保険。
病気になった時に払われるわけですが、それはほとんどの場合、現代医療(西洋医学)に対してだけです。
病気になった時、自分が選ぶ治療法によってはその分、貯金していた方がいいかも知れない・・・。
そして社会情勢をみていると保険会社に大金を毎月払うこともまたリスクかも知れません。
個人的にはがん保険が一番もったいない、と思ってます。
さて、ここに総務省がとった家計調査があります。
1995年から2011年まで、つまりバブルがすっかり終わってデフレといわれる時代に
なってからのもので、それによると家計の支出は収入とともにどの項目も全般的に減っています。
でもその中で3つだけ増えたものがあります。
それは通信費と保険医療費と光熱水道費。
特に通信費はインターネットや携帯電話の普及で実に70%以上も上がっています。
また国の医療費なんて、今や国家予算の半分に迫っています。
もしどこかの家庭が収入の半分が医療費に使われている、と聞いたらそう思うか?
それが国になったのが、今の日本です。
3歳までは保険がきくからと、ほっておけば治ることでも子どもをやたらに医者に連れて行くとか、
もらった薬を疑いもなく何でも飲ませているとか、そういうことを聞くと本当に悲しくなります。
ワクチンや薬の危険性をもっと勉強しなくちゃ。
副作用や障害が起こっても、国も自治体や病院が一生面倒見てくれるなんてどっこにも書いてない。
ぜんぶ、その選択をした親の責任になるのです。
話を戻して、統計の「食費」に光を当てるとこちらも全体的に減っていますが、
飲料(20%)、調理済み食品(12%)、そして油脂・調味料類(3.5%)、そしてパン(1%)
は上がっています。反対にお米は50%近く、魚介類も38%下がっています。
極論かもしれませんが、電磁波を浴びる時間が長くなり、栄養のないものにお金を使い、
その結果、医療費の出費が増えている現代人という図が想像できる結果な気がします。
収入の額面を増やすことばかりにウェイトが置かれて、使い方の質は問われていないというか。
なんでも自給か物物交換で成り立ってる世の中だったら消費税が上がろうが下がろうか関係なくて、
逆に消費者と呼ばれる人の消費で成り立つ生活の割合が増えるほど一喜一憂しなきゃならないというのも
これから暮らしていく方向を考えるヒントにも思います。