星空

突然、ぜんぜん関係ない出だしだけど、なんだってー?

91歳になる関西電力の元副社長が死ぬ前に正直な話を、と

「歴代の首相に毎年2000万円、徴収した電気料金から盆暮れに渡していた」という証言をしたらしい。

そんなことだろーとは思っていたけど、もうこうやっていろいろなことが表に出てくる時代なんだな。

斉藤くんの名曲「猿の惑星」が頭の中をリフレイン♪

 

27時間テレビでSMAPがノンストップでライブ。中居くんが完全に塩切れ状態になっていたけど、

みんな全然、寝ていない辛そうな状態で、それでも最後までなんとかステージをこなす姿に

感動をもらった!と涙している人がいるし、香取くんは「フジテレビサイコー!」とか叫んでいるし、

これはもう仕事のできる社員が期待されるままに極限まで働らくことは素晴しい、という

洗脳になってしまっていませんか?ダイジョーブ?

キャッチコピーも「武器はテレビ」。武器ってナニ?

 

 

20代の頃、高校の先生たちと吉祥寺(東京です)で飲んでいる時に

「平山(私の旧姓です)はぜーったい無理、田舎暮らし!どー見ても!」と言われたことがあって、

その時は、田舎暮らしというものがなんなのかまったく考えていなかったので、

「そりゃ、無理だよ?だって、知らないもの〜」なんて思っていたものですが、どーよ?今!

医者と教師の言うことはいい加減だな!笑

 

とはいうものの、今だにこれが田舎暮らしなのか、きっと半分以上そうなのかも知れませんが、

実際、何が違うのかあんまり変わっていないような気もする。それは、東京といっても生まれも

育ちも中央線の吉祥寺以西、武蔵野だったというのもあるかも。都内に住んだことないし。

 

なぜ40も過ぎてコネチカットとか那須とか、今いる場所を選んだかというと、

それは子どもができたから、という理由が大きい(やっぱり導かれている)。

なぜか都会や街で子どもを育てる自信も根性もなく、イメージもあまりわいてこなかった。

それより「日が昇ったら起きて、沈んだら寝る」みたいな生活が送りやすい場所の方が

なんとなく子育てしやすい気がしていた。

 

やっぱり街は商売をしにいく場所、サービスをしたりされたりする場所。

そして闘いに行く場所、というと語弊があるかな。でも、そう思う。

刺激もたくさんあるし、情報もいっぱいあるから、例えばこういうブログひとつ書くのでも

もっとシャープな見方、書き方ができて、もう少し洗練されたことのひとつやふたつも

表現できるんだろうなとも思うんだけど、なんとなく今はここがいいと思っている。

 

子どもが田んぼや畑やその他の植物や虫のことを、すでに私が同じ年齢だったときより

ずっと詳しくなっているのも良かったと思う。東京に住んでいた時はよくキャンプを

計画したりしていたけど、今は毎日キャンプのような環境なので、その欲求もなくなった、笑。

 

逆に困るのは品揃えに唸るような本屋さんや、外食できるところや、おいしいパン屋さん(自分でしなよ?)、

気の訊いたカフェが非常に少ないこと。軽い食事もできて、ほどよくほっといてくれて、本を読んだり、

勉強したり、ゆっくり話したりできる、家でも仕事場でもない第3の場所。そういう文化的なもの。

 

と、ここまで書いて時間切れ。

すると朝方、夢を見た。

斉藤(和義)くんが出てきて「カフェいいな。天体望遠鏡の見れるカフェやってよ〜。渋谷がいいな〜」

と言われた。夢の中ではふつうの友人で、次のライブも行くね〜、とか話している流れで。

私は「渋谷じゃ星あんまり見えないんじゃない?それなら田舎の方がいいよ」と答えていた。

 

 

目覚めて思った。ああ、そういうことだったのか!

星がきれいに見えるようなところに私は住んでいたいんだ。

空気が澄んでいて、夜空に星がいっぱい見えて、自然からエネルギーがもらえるような。

 年齢がいって子どもを持った私でも、エネルギッシュな子どもと毎日つきあえるように、

そして、なんとか子育て(という名の自分育て)ができるように。

 

都会は知らない間に会ったこともない人にあれこれ搾取されやすいし、ついつい

働きすぎちゃって消耗するものね。どんなことにもいい面とそうでない面が裏表。

 

確かにコネチカットも那須もこの辺も星空がきれい。信じられないほどたくさんの星が肉眼で見える。

ああ、そういうことだったんだー。