最後のおべんとん

とにかく、とにかく、食いしん坊なウチの息子。

保育園生活最後のお弁当の日も前日から「あした、べんとん!」

朝、起きても「べんとーん♪ べんとーん♪」と声も高らか。

 

ウチのお弁当はとても地味。だけど、そこにはあまり気づいていないようで

「食べもの=しあわせ♡」というシンプルなヒトで助かります、笑。

 

〈今日のメーニュー〉

お店の車麩とパン粉使った車麩のカツ。

伊勢志摩産&天日乾燥ひじき(お店の)になずなと自家野菜を混ぜた煮つけ。

畑から抜いたにんじんと自家製大豆の味噌、白ごまを使ったきんぴら。

自家製キャベツを千切りにして、オルチョのオリーブオイルと玄米塩麹をドレッシングに。

耶馬渓蒟蒻芋のこんにゃくを醤油味で煮てうるめ削りをまぶしたの。

あとは七分づきの自家米と自家製梅干し。

これに柑橘類(友人宅のお庭で収穫)も持って行きました。

 

「ぎゅーっといっぱい入れといて!」と横から言われて詰めたけど

こうして見るとキャベツの位置、ごはんの隣じゃなかったような・・・。

それでも帰ってくると、お弁当箱はみごとに空っぽ!

 

 

4月からは小学校。給食が始まります。

給食には残念ながら未解決の問題があるので、仕方なく牛乳とパンはお断りして、

動物性のおかずのときは代わりのものを持って行くという方法をとらせてもらっています。

 

畜産肉のGMO餌、抗生物質、ホルモン剤。

東方地方の魚や海底魚、養殖の魚。

放し飼いでない無精卵。

パンに使われている外麦、砂糖、マーガリン、添加物。

牛乳については今さら語るまでもなく・・・涙。

 

なぜ、よりによって子どもにこういうものを与えるのか?

こういうところには放射能の問題も必ず付随しているし、そうした問題から離れるために、

一生懸命、調理してくれる方には申し訳ないけれど、やっぱり食べないで欲しい。

こういうものをあげないと、病院やクスリとも縁がなくてずっとラクなんですもーん。

 

同じ予算でも地元のお米と野菜を使った一汁一菜にすれば質が上がると思うんだけどなぁ!

一食250円で肉も卵も牛乳も、ってするから質が伴わないことになるんでは?

まだまだ戦後にアメリカに押し付けられた栄養学が元になったメニューなのでけっこうタイヘン。

 

給食とお弁当どちらにしますか?というような選択制にするというのはどうだろう?

春になるたび、この給食問題を考えさせられます。

 

お弁当を詰めるところを見守るボク。