東京に里帰り

忙しいといいつつ東京へ。

東京で育ったのに、両親まで田舎に移住してしまうものだから今は実家という実態がないのだけど。

どこかに遊牧民の血が流れている?

 

今やルヴァンが実家のようになってしまって、またすっかり甘えて帰ってきた。

ルヴァンの食事は、やっぱり胃の底からすき。

小麦がカラダに悪くても、ルヴァンのパンは大丈夫で、これもある意味量子学だな。

 

homspunの展示会に行くと、いつも体がもう一つくらい欲しくなる。

homspunを着られるというのはとりあえず半径何キロかは平和で、それから自由なあかし。

この時代にhomspunがあってほんとうに良かった。

きっと、おばあちゃんになっても着ていることでしょう。

 

よく自然食品屋ならフェアトレード、という図式があるけれど、貿易で他の国をサポートする方法もあれば、

まず国内で誰も搾取されない循環ー作る喜びが感じられて、それが誰かに買われて喜びを持って着られる

ということも大事な基本だと思う。デザインと品質は譲れない。そこが良くて初めて長く着られるんだから。

 

時間が少し余ったので話題のお店にも行ってみた。

店員さんがたくさんいてびっくりした。

時代を背負っているお店。

私の小さな買い物に4人の店員さんが関わってくれて申し訳ないやらなんやら。

 

 

田舎暮らしは、遠くからいいものをあれこれ取り寄せるより、

身近にあるものから価値を見つけ出すということを無意識にしているように思う。

見立て次第でモノになりそうなものや美しいものを発掘していないと、

資本力のある大型店のセンスに圧死してしまう、笑。

 

街はブランドや作家名が記号のようなあふれていて、とくに発掘力を発揮してなくて

ある程度ステキなものに辿り着くように道が用意されている感じ。

 

あまりに違うからどちらが良い悪いではなく、ただその違いをいつも感じる。

 

お金があれば、東京はすごく楽しいところなのだ。

以前は想像もしなかったが、流れで田舎に暮らすようになって、おいしくて安心できるお米や野菜を育てられること、

樹木や花をどんどん地植えできること、そして時間に余裕が生まれたことが個人的には住んで良かったことベスト3だ。

 

これをお金に換算するのはむつかしい。

これからもできれば田畑があって、海や山のきれいな場所に住みたい。

そして、少しでもいいから気の利いたカフェやレストランや本屋さんやギャラリーもあって、というのが理想。

 

勉強したかったことを家族の協力もあって、3年間できたのも田舎だったから。

海外か田舎でないと、なぜかこういう時間は私の場合つくれない。

東京はなんというかアウトプットに忙しくなる場所なのだ。

 

むかしは庭でふくろうが鳴いたり、田んぼでカエルが合唱してたり、前の道路を突然、サルが横断してたり、

友人宅からの帰り道にシカやイノシシに遭遇するところに住むなんて思ってもみなかったけど、

人って順応していくもので、帰ってくるとホッとしているのが不思議です。