夏休み② その2 食べもの話

友だちのダンナさんはアルジェリア人。

アルジェリアの家庭料理を滞在中、いろいろ作ってくれました。

 

宗教上、お肉はハラール認証がないと食べないから、長野県にいても天然魚と、あとは卵くらいで、

ひたすら豆がタンパク質。豆づかいがとても上手で慣れている。

 

ひよこ豆で納豆が作れないかなぁ?と言っていたけど、

大豆とはテクスチャーが違うからなぁ、どうなんでしょ・・・?

 

左上:私たちにはスパニッシュオムレツなんだけど、彼にはトルティーヤと言われた、野菜がゴロゴロ入ったオムレツ風。

その横:トマトとナスとオリーブオイルとハーブとにんにく。材料には馴染みがあるけど料理法がちょっと変わっていた。

 

右上:豆の濃厚なスープもおいしかった。

スパイスの使い方がやっぱりなんか違う。

これだけでもお腹いっぱいになってしまう。

 

左下:赤いカブのようなビーツのサラダ。大好き!

 

左中:チーズと卵のクレープ。とろとろ。日本人の消化器には少しずつで十分な濃さ。

左下:シナモンと信州林檎のクレープも。

クレープはデザートでなく、一食これでいいくらい・・・。

と思ったけど、別腹扱いに、笑。

 

 

子どもたちはバーベキューのチャコールに火をつけることに夢中。

小さな子も参戦するが、危ないので大きな子が相手したり、子どもの中で自然に役割分担。

 

男の子は考えるより、まず行動。ダメだと今度は力技。

横で女の子が「もっと考えてやんなきゃ!」と手を出す。

性差は生まれつきですね、笑。

 

蓼科で地中海系料理もオツなものでした。

 

そして仏日英での食談義でいろいろびっくりしたこと。

 

フランスは自給率120%などと言われているが、実際にそういう実感は全くなく、

人件費の安いスペイン産のものが多くて、国産は1割くらい、な感じとのこと。

残りはどこへ???

 

またBIO認証(日本の有機認証みたいなもの)もいい加減で、ウソやインチキも多く、

その問題がテレビ番組にもなった。

 

グルメの国でも、手料理を食べている人はどんどん減っていて、

野菜はボイルしていあるものがパックにして売られているのが当たり前だし、

冷凍食品しか、使わない人もすごく多いらしい。

 

スーパーなどでは売れ残った商品を捨てるときは上から漂白剤をかけまくり、

ホームレスの人がとったり、再利用できなくする。

 

あとは、

パンが美味しい国で、今、日本に昔からある焼きそばパンみたいなのが大流行りしていて、

その店にはとうとうカフェもできた、とか、

 

ポワランヌのパンは現地で食べるのはとても美味しいけど、

日本に空輸されると高いし、イマイチだ、とか(すみません、、、)

 

日本では遺伝子組換え食品のことをGMO(Genetically modified organism)と言うけど、

フランスではOGM、語順が違って紛らわしい、とか。

 

うーん、ちょっとここに書けないことも食の世界は深くて広くて、人のすることは摩訶不思議。

フランスも日本も、していることはあまり変わりないようです。

 

 

おもしろい話も聞きました。

前回のラマダン(イスラム教の断食)が約1ヶ月間あって、その間、気がついたら夫婦とも

あまり食べてなくて「食べなくても生きていけるんだ」と自然に気づいたって。ふふふ、やっぱり!

その時の気分の良さ、頭のスッキリ感が爽快だったそう。

それから、どんどん少食になっていったんだとか。

 

食べることは愉しみであって、義務ではない。

 

買い物、料理、盛り付け、後片付け、そこにいろんな情報がまぜこぜになって食事が苦行のように

なってしまうくらいなら、シンプルなメニューで回数減らして、クオリティを上げた方がいいし。

3食必ず食べるとか、4〜5品必ずとか、そういうことに縛られなくていい。

 

何を食べるかよりも、何を食べないか、の方が重要だし。

 

イスラム教はラマダンの他に、月に3日食べない日を作ることも義務ではないが推奨しているらしい。

宗派には問題がいろいろあるけど、その教えには真理をついたものが結構、ある。