卵や乳製品も

なかなか知られることのない畜産業の実態を調べれば調べるほど恐ろしい事実が

たくさんわかってきて最近は今まで知らずにいた自分に自己嫌悪さえ感じている

今日この頃...。健康面から少なめにした方がいいよー、やめた方がいいよー、と

いうことは思っていたけれど、環境、そして動物の命という視点が欠けていてま

ったくもって迂闊でした。

 

まさか、自分がこんなに動物を傷つけていたなんて、知ったら誰もが心乱れるん

じゃないでしょうか。ペットだって飼っているし動物を傷つけているなんて思っ

たことはないけれど、間接的に「知らない=動物の人権ならず動物権を踏みにじ

っている」ことにこんなに加担していること。かーなーりショックです。

 

例えば、これだけ卵を消費する人間(日本人の平均一人当たり年間330個消費)

のために、卵を産まない=生産性のない雄は無価値と見做されヒヨコの段階で踏み

つけて殺したり(これができないと工業式畜産業では働けないそうです)、ダンボ

ールに入れられて産業廃棄物として処理されたりしている。

 

雌の方も早く成長させて卵を産ませるためにホルモン剤で人工的に早く成長させられ、

(だから見た目はニワトリなのに「ぴよぴよ」という鳴き声のニワトリがいる)現在

飼育されている赤色野鶏の雌は本来1年間に20個ほどの卵しか産まないのに、こう

いったブロイラーの卵用ニワトリは1年間で300個(なんと15倍!)の卵を産む

ように操作されている。

 

雌鶏たちはほとんど毎日、卵を産んでいるせいで、子宮脱の苦痛を味わう。

卵の殻はカルシウムでできているので雌鶏の骨は重度の骨粗鬆症になっている。

だいたい2歳を迎える頃には600個の卵を産んで体はボロボロになり廃鶏と

呼ばれて屠殺場に送られるか、ゴミ袋の中で窒息死させられる。

 

この2年間の鶏の生きている時間も喧嘩しないようにクチバシを切られたり

狭いゲージに押し込められたりする、虐待の2年間を過ごす。

 

こんな状況の上に、私たちは卵を栄養として必要だと信じて食べている。

 

乳牛もひどい。

牛の乳は本来、子牛のためのものである。

なのに「牛乳」「バター」「チーズ」「ヨーグルト」そのほか加工乳として人間が消費するため

生まれてすぐ子牛は母牛を離され、出産からすぐに子牛を取り上げられた母牛は嘆き悲しむ。

動物にも人間と同じように情感がある!自由であれば母牛は9〜12ヶ月の間、子に乳を与える。

その時の親子は人間同様、快と安心を覚え母子愛が育つ。無理やり、離されれば不安と心痛の

感情が全身に染み込む。哺乳類の子への強い思いは脳や神経系に大きな影響を与えるため、

攻撃的になる牛もいる。

 

乳をできるだけたくさん搾り取るために、雌牛たちにはできる限りの妊娠させられる計画が

立てられる。定期的に動きを封じられ、その名も「レイプラック」と呼ばれる固定具を

子宮まで押し込まれ無理やり受精させられる。

 

本来の牛は20〜25年の寿命があるのに、このような人工的な妊娠・搾乳を虐待のように

繰り返された牛は4〜5歳で廃用とされ屠殺場に送られる。ハンバーガーに使われる肉の

ほとんどはこの廃用となって屠殺された雌牛の肉が使われている。

 

畜産業にとって最適な品種だけが短期間に酷使される一方で、雄は生殖のための奴隷のように

扱われその後、屠殺される。畜産で扱われる動物たちにとって人間はほとんど悪魔のような存在だ。

 

それなのに、世の中に出れば動物性食品を栄養のあるものとして食べることマストな雰囲気が

充満している。そういう習慣を知らぬ間に作られてしまっている。

 

習慣を急に変えるのはむずかしいかもしれないけれど、少しずつでもそういう育てられ方を

した動物の肉や生産物、卵や乳を自分の口に入れることを減らしたいと思っています。