ひさしぶりになずな主催の問答塾にお邪魔してきたので
そこで交わされた話をダイジェストでお届けしたいと思います。
大事なことのおさらいです。
では、行きます!
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あらゆる病気の原因は化学肥料を使ってミネラルのバランスが
狂った土壌で育ったものを食べているために起こる。
菌は(必要な所に)自然発生する。
(なんでも感染すると考えられているがそうではない)
平成7年の統計によると
その年の農家の跡継ぎは全国で1700人(が、多くは慣行栽培)
医師の国家試験に通って医者になった人は8000人。
そして病気はどんどん増えている。
(⇒ 土から変えないとと病気は増えるばかり)
害虫といわれる虫は化学肥料や未熟堆肥から発生する亜硝酸対窒素
(毒)のアンモニア臭に寄ってくる(完熟堆肥には寄ってこない)。
つまり①化学肥料と農薬(殺虫剤や防虫)はセット。
つまり②虫食い野菜は安全でもなんでもない。
土が作られるのは苔がはじまり。
土は草の残骸。
そして質疑応答の時間。
(不妊の相談に対して)
本来、子どもはできるのがあたりまえ。
妊娠しないのは命のある食べ物を食べていないから。
今、市販されているもので命のあるものはほとんどない。
命のあるもの=芽の出るもの。
女性は肉食を減らすと身体がきれいになり妊娠しやすくなる。
なずなのお弟子さんはみんな子だくさん!
(右耳の突発性難聴の質問に対して)
右側は動物性食品(陽性食品)の過剰摂取!
(左の場合は陰性食品の過剰摂取)
(糖尿病の質問に対して)
白いもの(白砂糖、白米、輸入小麦の加工品)の食べ過ぎが原因。
また合成甘味料の入った後は尿の値が糖尿病レベルになる。
「市販の(アルコール)飲料にはほとんど入っているので
そういうものを飲んだ翌日に検査を受けるとみんな糖尿だよ!」
(癌の質問に対して)
まず、どうしてそうなったか原因を考えることが大切。
医者の言う通りになるのは実験台になるだけ。
原因を考えずに抗がん剤や手術を受けても食事改善しないと繰り返す。
(草に負けたり、虫刺されでジグジグになるという質問に対して)
自然海塩をしっかり摂る。
化学肥料の入っていないものを食べる。
人体細胞は一日に6000億×100日=60兆すべてのが
入れ替わるのでそれで血液がきれいになれば大丈夫。
(アトピーの質問に対して)
化学肥料をつかったもの、乳製品、肉、合成甘味料などが原因。
それらを分解する酵素は身体にないため、代わりに皮膚から
解毒されている状態がアトピー。
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以上です。
少し解説させてもらうと
これらの考え方の根本にあるのは赤峰さんが「循環農法」とよばれる農法を
確立した過程で気づいた草と菌と虫の考え方があります。
戦後の慣行農法ではそれらは「悪いもの」「余計なもの」「排除すべきもの」
という捉え方が根本になってきました。
しかし、自然界(宇宙)の命ははすべてが循環して成り立っているという法則
に赤峰さんはある日、畑で閃きます。雑草にも、菌にも、害虫にも、ちゃんと
大事な役割があるということに。
現代の、病気でない人を見つけるのがむずかしいような現状は、そこが抜け落
とされてしまったこと、そして1972年に施行された塩田法により自然海塩
の製造も摂取もできない期間が続いたこと(ミネラル欠乏)、そしてその反動
としての(塩の質を問わない)減塩思想があります。
畑 ⇒ 病気 ⇒ 塩 ???
そうなのです。土の中は腸の中と相似していて
植物に根毛と小腸の絨毛の役割はそっくりです。
そして、その原理はマクロビオティックを広めた桜沢如一の
菌の捉え方や、千島博士が発見した小腸造血説にも通じています。
今の医学は菌はどこかからやってくるもの、
血液は骨髄でできるもの、という前提があるので
これらは異説とされており認められてはいませんが
近い未来には真実が明らかになるのでは、と思います。
病気とは、その自然の循環の軌道からちょっと外れてしまっているよ〜という
サインでありメッセージです。(どこかから無意味に襲ってくるものではなく)
だから、それを少しずつ取り戻せばいいのです。
症状を敵対視せず、自分の在り方を含めた根本を考えることが大切ですね。
そして、ここからはおくなが屋でのFAQ
Q.そうはいってもそんなこといったら食べるものがないし、
そんなお米や野菜を買えるところはなかなかない・・・。
これはもうこの7年間に何度言われたか、聞かれたか、わかりません〜。
ハッキリ申し上げて、それは本気になっていないだけなんです。
本当に大切なことだと認識していない、もしくはみんなも食べてるし、とか
要は向き合うことを避けている気がします。
だって、いくらでもあるもの!!!
宅配を利用するとか、そういう野菜を作っている人から直接、買うとか
自分で育ててみるとか、それらを組み合わせるとかすれば、だれでも叶います。
そして、そういう人が増えればそういう作物を作る人も増えていくのでは。
要は価値観とその優先順位の問題と思います。
Q,無農薬野菜や自然食品は高いから、買いにくい。
これも上と同じ。
本当にちゃんと比較したことがあるのか?と聞いてみたい。
病気にならない、なりにくい、なっても自力で治せる、という状態は最高で
唯一の経済効果でもあるのでは?と思います。
安さで選んだものを食べ続けることによって起こるモンダイ、
体調が優れずくすぶり続けたり、自分の能力が発揮できなかったり、
子どもの体質や性格に苦労したり、クスリを手放せなかったり、
医者通いが卒業できなかったり、肥満が慢性化したり、
大きな病気の発症にビクビクしたり、、、
それらの問題はどんな保険に入ったとしてもリスクや
心の奥に潜む恐怖心はなくなりません。
◯◯風の調味料や旬でもないものにお金を使わず、ごちそうは特別な日だけ。
普段は一汁一〜三菜の粗食でその質を上げる方がはるかに無駄がない。
ちゃんとした原料と行程で作られた調味料でも適正価格のものを買えばいいし
科学肥料や農薬不使用の野菜を良心的な価格で販売している農家さんだって
います。なずなの野菜の値段なんてむしろ安い!です。
魚だって地物の旬のものだったら安いものがある。
いい加減な安物を買って食べて節約した分は、あとで人生上のトラブルとして
清算される時に膨大なエネルギーと時間を消費する。
そのことの方がずっとややこしいと思うのですが。
Q.自分は気づいて、そうしたいが家族が賛同してくれない。
これは一見むずかしい問題に見えますが、所詮、家族だって基本他人。
他人は変えられないのです。だったら、そこで格闘してもしょうがない。
自分が変わることで、じんわり影響を与えていく、と気長に構えた方がいい。
一人の変容は自然とまわりにいる人にも及ぶものです。
言われてすぐにカタチだけ変えるより、ゆっくり時間をかけて
心から納得して変わっていった方が定着率も高そうです。
まず自分一人でも、気持ちのいい生活を送るシステムを考えること。
スーパーに行くと、ついつい流されて無駄なものまで購入してしまうと
いう場合は行く日は月一にして必要なモノだけをその時に買う。
あとは予算を決めて宅配にしてもらう、とか(時間もセーブ!)
調味用は自然塩、味噌、醬油、+あと2種類くらい(マヨとケチャ、とか)
オイルも良質なものを3種類だけにしてしまう、とか。(冷蔵庫もすっきり!)
親や知り合いからもらったもの、それが例え子どもに与えたくないな〜
と思うものでも、そこにある気持ちを大事にしたい場合は子どもと
話し合ってみる。結果がどうであれ、その意志は尊重してあげる。
でも自分はもらうのは気持ちだけにするね、としておけば子どもはそれを
見ているので、あとで少し考えが進むかも?(でも過度の期待はかけない)
その人との人間関係ができていれば、こういうものだったら嬉しい、
と伝えておくとか。
そこに、ある程度の知識もあるとさらに説得力が増すので本を読むのも大事。
(テレビや雑誌ではなく、著者のいる本)
そういう本は家にあるだけでも波及効果があるので、これはいい!と思った
本は購入することをおすすめします。
図書館で借りれるのは便利ですが、経験上、借りた本と購入した本は染み込み
方に差がでる気がします。家の中で背表紙が見えているだけでもいいのです。
そういう知識や情報がすぐそこにある、という環境が大事ということ。
それで、いつも家ではホンモノを味あわせてあげていれば、
舌の感覚が養われるので不自然なモノを受付けなくなってきます。
そんなふうに説得で人を変えるより、システムや環境から変えていく方がいいのでは?
そして、他人を変えたい!という人ほどじつは自分がまだ変わる必要があると
思っているんじゃないか、というのが傍から見ての推測でもあります。
そんな日々の連続が、いつしかそういえば家族でいちばん調子良さそうね、
ということになり、見向きされることになるかも知れません。
基本、相手も自由だし、自分も自由なので、そこで無理矢理、自分の考えに
沿わそうとあまり思わず、静かに自分から実行していくというイメージです。
とくに子どもに対しては、こちらの言うことを守らせることに主眼を置いて
しまうと、肝心な主体性が育たず、二重人格的な性格を育ててしまうことに
なりかねないので要注意です。