無化学肥料+無農薬ということ

無化学肥料・無農薬のお米や野菜。

そして発酵食品、ちゃんとした調味料。

これだけあれば「食」に関しては問題なく生きていくことができる(はず)。

 

が、しかし今の世の中では「無化学肥料・無農薬では作物が育たない」

という意識が行き渡り、その染み込み具合に時々、圧倒される。

 

ちょっと想像してみれば戦前まではそういったモノはなく

どこでも自然農法で育てていたわけで、むしろ化学肥料&

農薬必須農業の方が歴史的にみて短いのは明らかなのに。

 

それでも全国あちこちで「無化学肥料・無農薬」で作物を育てている人はいる。

いろいろな農法(の名前)があるけれど、基本的に方向は一緒と思う。

 

 

私たちに縁があったのは「循環農法」。

「ニンジンから宇宙へ」などの著者である赤峰勝人さんが提唱した農法だ。

特別なものは要らない。体力があれば誰でもできる。

 

その理論のポイントは草の存在、虫の存在、菌の存在、についての捉え方が

慣行農法とは真逆というところ。

 

慣行農法では草も虫も菌も、農作業の敵のように見なすけれど、

循環農法ではそれらのものを生かすからこそ作物が育つと考える。

 

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草は、そこの土に必要な栄養素を作りだす種類が生えてくる。

その草を見れば、今そこの土がどんな栄養素を含み、またどの栄養素が足りないのかがわかる。

 

だからそれを除草剤で草を枯らすなどということは決してしない。

その草を十分育て、そして土に返して土を豊かにしていく。

 

ただ、これを実行し始めると草を生やしっぱなしにしてだらしない人に見られる 笑。

(そのくらい認識が違う)

 

それを繰り返すうちに、土はどんどん豊かになっていく。

土がちゃんとできていれば、そこで育った作物に虫がつくことも基本ない。

だから農薬(殺虫剤)も不要。

 

よくある「虫喰い野菜が安全」という俗説も間違っている。

 

虫は野菜に含まれた亜硝酸態窒素という猛毒から発せられる臭いに寄ってくる。

その匂いは化学肥料か未完熟の状態の堆肥が入っている土壌から生まれる。

つまり、虫食い野菜はそのどちらかが混入していている=危ないよというサイン。

 

 

例外として、白菜やキャベツなど葉物の最初の葉っぱなどは食べられることがあるのと

また旬の時期が終わりが近づいたときもも不思議と虫が寄ってきて知らせてくれる、

というのはある。

 

ちなみに、そういう野菜を食べた虫は命を次の世代に繋ぐこと無く死んでいくそうだ。

つまり人間が不健康な野菜を食べないように守ってくれている...?

「毎日、畑にいるとそういう大自然の中でそれぞれの命が役目を果たして循環している

のがわかる」by 赤峰さん。

 

菌も植物の分解するをしてくれているばかりでなく

命循環の担い手として私たちが思っている以上の働きをしている。

(詳細は長くなるので割愛、菜園講座では詳しくやってます)

 

 

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ところで化学肥料も農薬も知られている通り原料は石油だ。

ベトナム戦争で使われた枯葉剤とラウンドアップ(農薬:除草剤)を作る会社が同じことは有名な話。

要は使い回し。そのために農薬なしでは作物ができないと信じ込ませて購入させる。

 

化学肥料の製造所は戦争時には化学兵器を製造する。

だから国はそういう会社をキープしているのだと語られる所以。

 

だけど、私たちの身体には化学肥料や農薬を消化分解する酵素など元々ない。

体内に溜まれば体毒(胎毒)となり、あらゆる病気やアレルギーの原因になる。

 

もちろん体に備わった解毒作用も働く。

腎臓肝臓を中心に一生懸命、内臓は働く。

でも、その分、疲れて、どっちにしても身体は酸化、老化、の方向に傾く。

 

化学肥料×農薬は土壌の中でなんとダイオキシンに変化するそうだ。

ダイオキシンは言わずと知れた毒性が非常に高い物質。

 

表面の農薬は洗い流せたとしても、作物の細胞に入った化学肥料は洗い流すことはできない。

体内に貯まれば発ガン性、催奇性をはじめ、心筋障害、性ホルモンや甲状腺ホルモンの異常、

肝臓代謝障害、皮膚症状、学習能力の低下、胸腺萎縮などを引き起こすことが認められている。 

 

こんな恐ろしい事実がじつは国内ではまだあまり知られていない。

海外ではもう亜硝酸態窒素が検出されるものは販売禁止または表示義務のある国が増えている。

だから日本からの農作物は輸入禁止にしている国もあるし、

輸入しても汚染物扱いをされて誰も買わない現象も起きている。

 

化学肥料や農薬のなかった戦前の日本人の主な死因は結核、肺炎、気管支炎、脳血管疾患、

胃腸炎、老衰がほとんどだった。それが戦後になり、初めて「悪性新生物」が首位になり

今や2人に一人が癌になる時代になった。

 

 

そして、化学肥料と農薬の使用量の国際比較。

いろんな所がデータを出しています。

 

 

どれをみても日本はダントツ多い。 

あのモンサント社があり、遺伝子組み換え作物を大規模にガンガン育てているアメリカでさえ

日本と比べたらとても少ない。

 

おまけにこんなデータもあります。

 

 

こんな現状があるため日本人には食原病や医原病が非常に多い。

そして、ある症状に見舞われても、そこの原因を考えず病院に行き、

また別の毒(クスリ)で抑制を試みて、体の中は複雑になるばかり。

そして、病気はどんどん複雑になっていく。

 

そして何かを食べられない人をアレルギーだ、過敏な人だ、と分類して終わる。

 

子どもの舌は正直で、野菜が水っぽい、苦い、という感覚で「嫌い」という。

それを無知な大人が好き嫌いはいけないなどと無理やり食べさせる。

子どもが嫌がるのは案外、正しい。

大人は頭で食べるけど、子どもはまだ感覚で生きているので

「野菜嫌い」が実は「化学肥料と農薬の味嫌い」だったりする。

サバイバル能力が優れている子ども、と思う。  

 

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私たちが循環農法のお米と野菜と出会ってから15年以上が経ちます。

初めは野菜を注文して送ってもらっていました。

そして2011年の春以降は夫がその循環農法で田畑を耕し始めました。

 

お米は最初の年からちゃんと育ち、野菜も次々できるようになり

今では家族分はほぼまかなえるようになりました。

お陰で家族みんな元気。病院のお世話にならずにすんでいます。

 

だから「無化学肥料・無農薬では作物が育たない」なんてことは一切ないし

それが健康に直結していることも経験としてわかります。 

 

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8月8日から(端境期を除く)毎週木曜日に届く野菜はすべて循環農法で育てられた野菜です。

赤峰さんのお弟子さんの一人。若いけれど大先輩の中田知孝さん率いる中田農園から届きます。

 

中田さんは関西育ち。

高校に進学するときにすでに自然栽培の農業を志していたというからスゴイ!

いったい、何が降りてきたんだろう?

小さい時にはアトピーも患っていたそうですが今はもちろん超健康優良人。

5人の子のお父さんでもあります。

 

 

中田農園の野菜、ぜひお試しください ♪