キッチン改装2 断熱と塗装

まずは今までの場所を空ける作業から。

 

これは工事前日に今あるものを片付け中の図。

とりあえず、キッチンの機能は工事期間中だけ

お店のキッチンに移動。

 

今まではタニコーの業務用のありものを組み合わせた

シンクと作業台。そこにリンナイのシンプルなコンロ。

素材の中心はステンレスでした。

 

床は数十年前に貼られたヒノキ材。

このまま使うのは古すぎるのと断熱をしていないので

冬は床から冷たい空気が登ってくるような感じだった。

なので、この際、床を剥がして断熱材も入れてもらうことに。

 

床といえば、キッチンの作業スペースには床材として

ベルギーで生まれたモールテックスというモルタルのような

見た目の素材かリノリウムにしてみたいという希望が私には

あった。しかしどの案も遠すぎて断念。

僻地は僻地のベストで行くことに(笑)

 

断熱材は天井にも入れた。天井は少し低くくなったけど

それでも250cm高はある天井なのでよしとする。

 

今までの改装でも天井・壁・床に断熱材を入れてもらう

ことで夏の暑さと冬の寒さへの耐性が格段に上がったの

を経験しているので、ここは見えない箇所だけど外せない。

歳をとるほど厳しい暑さ寒さは堪えます(笑)

そしてこうしておくと冷暖房費もかなり下がる。

 

あと天井と壁の一部はペンキを塗るので、木材の等級を

下げてもらった。それでも工務店さんの在庫のおかげで

B級品といえど節のまったくない高級な材木でペンキが

下地なしでもきれいに塗ることができた。節があると

ヤニが発生するので、そのままだとペンキが滲むよう

な見た目になる。それを避けたいときには一度、

ヤニ留めになる下地材に塗らなければならないのだけど、

これが木材の呼吸を止めているようで気の毒になる。

古い木ならともかく新しい木はまだまだ変化する。

 

ペンキはいつもカラーワークスの扱うFALLOW&BALL。

材料も安心な上に発色の美しさがすばらしい。

絶対、好きな色が見つかる。

そして匂いまで美味しそうな匂いがする(笑)

場所によってはHipというペンキもよくて

Hipはとにかく色数が多くて塗りやすいのが魅力。

 

FALLOW &BALLとHipはこの10年何回お世話に

なったかわからないほど改装には欠かせない。

おかげで色では迷うことはあってもペンキで

悩むことはない。外にはオスモやアサヒを使いますが

内装の天井と壁などはすべてこの2つです。

 

私たちが改装をお願いしているもくせい工舎さんは

本気で自然素材だけで家をつくっているところなので

本来はペンキですらご法度かもしれないところを

こちらの希望でムリに?使ってしまっていることも

あってできるだけに木に優しいものでという点でも

罪悪感なく使えます(笑)

 

今回塗るのは主に天井なので塗りやすさを優先したい

という夫の希望でHipに。以前トイレの壁に使った

Natural echoという色がストライクだったけれど

今回は食事する場所なので白でも少し赤みを含んだ

Apple peelという色を選んでみました。

この時点では夫も塗り直し(色の変更)を覚悟して

いたそうで、サンプルと実際の場所に塗ってみた時

に光の入り方や面積でイメージと変わることが時々

あるんですよね(苦笑)でも今回は大丈夫でした!

見た目が重かった大きな梁も白くなってスッキリ。

 

 

今回、壁のほとんど漆喰です。これが本当にいい!

湿度調節ができるという日本の風土にあっているうえ

何といっても質感が最高。

 

最近は漆喰といっても食材と同じで本物は少なく

漆喰もどきも多いようです。

その中で素材への信頼も含めて日田の原田左研さんの

仕事ぶりにはいつも惚れ惚れ。

 

今回はタイル貼りもお願いして格段きれいな仕上がりに!