端境期の過ごし方

いよいよ野菜の端境期になりました。

お店にも次に野菜が並ぶのは来月の2週目の

予定。それまでは入荷がありません。

うちの畑にもあまり収穫できるものがなく

今は逆に種まきの時期。

 

地産地消で旬のものを食べることが普通だった

昔の人はこんな時期をどんなふうに過ごして

いたのだろう?といつも思います。

 

保存しているお米と味噌と漬物に小魚?

きっとそんな感じに粗食にして次の季節の

体づくりに備えていたのかもしれません。

 

今のようになんでも簡単に手に入る便利さが

必ずしも健康に結びついているとは限らない

ですもんね。

 

この時期にはいつも台風のニュースがあり

その頃から端境期になり、そこを過ぎると

いよいよ本格的な秋になる。

 

ちょうど夏と秋の間で気圧配置も変われば

衣替えの時期でもあり、お店に並んでいる

homspunの服もトーンがガラッと変わる時期。

 

陰陽五行では秋は大腸と肺の季節へ。

そんな季節の変わり目にこそ、地産地消の

中で手に入るもの、乾物や保存食でどこまで

食事がまかなえるかを試してみるのも

いいかも知れない、と思いました。

 

お米を分づきや玄米、雑穀米にする。

ちゃんとしたお味噌を使ったお味噌汁。

梅干しやらっきょうなど漬物。

海苔や乾物、近くの海で採れる小魚。

葉物は野草の中から探してみたりすれば

まさに粗食で体をリセットできるチャンス。

 

ムリに品数揃えようとして不自然な栽培で

育った野菜や加工品、口だけ、目だけに

おいしそうなものを並べてしまうよりも

きっと五感も研ぎ澄まされていきます。

 

(そうすればおかしな報道にもちゃんと

ピンとくるかも?)

 

端境期は自然のリズムの中で工夫して暮らす

ことを試せるチャンス。野菜の収穫がなくても

その中で上手に過ごそうとしてみれば

なーんだムリして遠くのものを取り寄せなくても

いいじゃないか、

インスタ映えしなくても滋味豊かじゃないか、

旬でもない野菜を食べない方が体調いいじゃないか、

などという発見にもつながる可能性だってあります。

 

それでも例えば、成長期の子どもはモリモリ食べたい

とかありますし、個々の事情もあるとは思いますが

そんな中でも、この2〜3週間を「頭でムリして

揃えたり食べたりしなくていい」くらいのイメージで

過ごすのも固定観念を手放せるチャンスかと思います。