ビーチサンダル

 

そろそろ夏も終わりに近づいてきていますが

その前に「主訴」についてのお話。

 

普段の個人セッションでは最初にその方の一番困って

いることを尋ねる。主訴といわれるものだ。その辺は

病院の診察と同じと思う。

 

そして病院であればその主訴に目がけて何かが行われる。

でもホリスティック療法は「全体療法」なので主訴は大切

な参考材料ではあるけれど、その症状だけが消えればいい

のではない。そこが現代医療と違うところ。(これは慢性

症状の話で、救急の時はこの限りではないです、、)

 

湿疹はなくなったけど喘息が残れば治ったことにはならな

いし、咳が止まっても盗みを繰り返すのであればその人は

まだ病んでいる。身体と心と合わせた全体の歪みを治すも

のなので、主訴さえ消えれば済むものでなないのだ。

 

一つの症状を虫眼鏡のようにクローズアップし、その症状

に病名をつけると症状=病気という認識になるように仕向

けることに現代医療は大成功し、その上に成り立っている

病気の概念から自由にならないと人はなかなか治らない。

 

さて!それが実際に身の上に起こった時の喜びとお得感?

だが、主訴以外のものが治るのはギフトのように感じる。

 

 

あるケースでいえば、ある時、気づいたら長年の冷え性が

治っていた。夏でも常に靴下の重ねばき、冷たいものは極

力控え、つまり体温調節(おそらく自律神経の問題)がう

まくいかず、気温や空調で設定される室温に対していつも

怯えているところがあった。冷える「体質」と思い込んで

いたので、それは「主訴」ではなかった。

 

頭痛と生理痛が主訴だったのだけど、1年くらいレメディ

だけで体調の変化に対応するようになって、気がついたら

今年の夏は何十年ぶりでビーチサンダルが履けたそうだ。

 

これは私自身も経験していて、ビーチサンダルを履いても

寒くならない人を心底すごいと思っていたのが(笑)、

履けるようになったし、寒さ暑さに対して体温調節が自動

で働くのがわかる感覚があるので、以前よりも落ち着いて

いられるようになった。

 

びっくり人もいると思うがでも冷え体質の人にとっては

裸足でサンダルなどを履けばたちまち足先が冷えて身体

がたいへんなことになる(もっとタイヘンなのは、その

自覚もないくらい感覚が麻痺していることだけど...)。

 

冷え対策の労力は今までの10分の一になりますよね、と

お互い喜んだ。その方の生理痛はもちろんなくなり、頭痛

も起こる前に予防できるようになった。顔色も一段明るく

なって、こちらもうれしくなる治癒だった。

 

 

ー冷えは万病の元

ー頭寒足熱

 

というのは中医学では昔から必ず言われていることなの

で冷え性が治ったというのは大きなギフトに違いない。

裸足でサンダルも履けるし、冷たいものだって楽しめる!

人生の小さな選択肢が増えるだけ自由になる。

 

主訴でもない症状や体質に対しても、治癒が自動的に働くの

は自然治癒力だ。それを発動させることのできるレメディや

エッセンスに秘められている癒す力は本当におもしろい。

 

地球上、いや宇宙全体には、まだまだ人間が気づいていない

本物の薬になるものが与えられているのだろうと思う。でも

せめてすでに見つけられているものくらい自在に使えるように

これからも精進したいと、こんな報告を聞くたびに思っている。