今日はホメオパシーの基礎講座4を耶馬溪にある
サルディナスでしてきました。
テーマは「風邪とインフルエンザ」。
風邪とは何でしょう?というところから始めます。
鼻水、喉痛、咳、人によっては頭痛、眼痛、吐き気、
食欲減退、悪寒、発熱など、症状はさまざまです。
今の常識ではそれらをまるでモグラ叩きのように
抑えこむことが治すことだとされていますが
本当にそうでしょうか?症状よりも強いクスリで
症状を止める作業を続けているとどうなるのか?
そこを一緒に考える時間です。
明治以降、盛んになった現代医学とホメオパシー
は風邪の捉え方がかなり違います。
風邪は急性病の代表、みたいなところがあって
風邪を全うすることで慢性病や大病に向かうことを
防いでくれる自浄作用、という受け止め方です。
だから症状を抑えることはしません。
そうではなく、うまく通過させようとします。
だから、風邪を引いた後は脱皮したような、
すっきりした感覚があります。そのために無理に
食べなくていいし、仕事も学校も休めばいいのです。
それでも頭でっかちの私たちは「人に迷惑をかける」
「無理してでも行くことが責任ある行動」みたいに
考えてしまいがちです。でもそれって戦争中の兵隊の
ようなマインドです。お国のためにが、会社のために、
受験のために、に変わっただけ。もっと長い目で
身体を労った方が迷惑もかけないし、命に対して
責任もあるように思います。
今、日本では亡くなる前に平均で7年、寝たきりか
自由に動けなくなるそうです。平均なので、それが
どこかあたりまえ、高齢になったらそんなもの、
という空気がある。癌と診断される人も3人に一人。
どちらも現代人の特徴です。
その理由の一つに、それまでその人が風邪などの
急性病に対して、どんなふうに対応してきたか?
があるのです。風邪は浄化のチャンス。
インフルエンザは集団ごと浄化するチャンス。
たまには風邪をひいて浄化しましょう。
そのくらいが健康です。
ちょっと熱が出たくらいで検査、クスリ、隔離なんて
神経質にやっている社会の方が病んでいるのです。
もちろん、重症にならないような体調管理は
するに越したことないですが。