卒業式

東京からです。

前日まで風邪で高熱を出しながら車で移動してきて

の娘の卒業式。断食でヘロヘロでも、なんとか参加

できてよかった。

 

娘の世代は災難が多くて節目に必ず311やコロナ

が入って卒園式も入学式も卒業式もままならず、縮

小したりzoomになったり。入学して最初の半年間も

オンライン授業。友だちすらできず学校の意味をあ

らためて問うてみたり。

 

今更ですが、あらゆる角度から考えてコロナをイン

フル以下の風邪としか考えられなかったので学校の

対応は正直、本当に解せないことばかり。

 

コロナの認識が一人ひとり違うのは別に構わないが、

でも、子どもにマスク、黙食、外出禁止、行事中止、

濃厚接触者は隔離、等々を根拠なく強いるのはまった

くおかしいと今でも思う。

 

しかし愚痴ばかり言っていても仕方ないので、親たち

はその辺りを再考してもらう材料としてイベントを企

画した。それが昨年の6月。その1日で何かが変わる

わけではないが、一石投じる姿くらい子どもに見せて

おかないと示めしがつかないじゃないか。

 

 

子どもたちもわからないことを調べたり本を読んだり、

資料を集めたりして、ノーマスクを貫く子たちの自由

と権利が戻ってきて、それだけでもやってよかった。

 

でも、コロナ問題のややこしさは、考えや認識が違う

同士がそれ以外だと仲良くできるのに、なぜか分断さ

れそうになることだ。

 

そんな程度の問題は他にもいっぱい転がっているのに

なぜコロナやワクチンだけはタブーが敷かれるのか?

その背景にある思惑がまとわりつく感じがある。

 

 

しかし、卒業式の日に思ったのはそれをしっかり昇華

していた子どもたちの姿だった。若さってすごい。 

 

なんか保護者のできることしよう、という種蒔きにもう

芽が出た!みたいな驚き。ノーマスクを貫いた子たちは

いろいろ批判にも晒されて大変だっただろうにそれでも

そこ抜けに明るく、川嶋あいさんにメッセージを送って

サプライズに選ばれたり、指揮やピアノ演奏や合唱リー

ダーになって全員での合唱を実現させたり、すごい行動

力で、神様からウィンクが送られたような一日を見た気

がするほどだった。

 

 

理不尽な苦しみの中でも希望を生み出す魔法を身につけ

た世代のこれからが楽しみ!ずっと味方でいたい。